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機械翻訳の精度は、「前」と「後」の編集で決まる!

ビジネスのグローバル化が進展する中、短時間で高精度の翻訳ができる機械翻訳を活用しない手はありません。しかし、これまで紹介したように、機械翻訳であっても誤訳になることはあります。では、どうしたら誤訳をなくせるのでしょうか?そのカギは、機械翻訳をする「前」と「後」にあります。

プリエディット – 機械翻訳が翻訳しやすい文章に編集する

例えば、機械翻訳を使って英文を作成するとき、思い付いた日本語をそのまま機械翻訳にかけるのは誤訳の原因になります。なぜなら、ヒトにとっての正しい文章と機械にとっての正しい文章は異なるからです。
誤訳を避け、正しい訳文を出すためには、機械翻訳が処理しやすい文章に原文を編集する必要があります。例えば、文を短くする、文の曖昧さを排除するなどです。この編集作業を「プリエディット」と呼びます。

ポストエディット – 機械翻訳の結果を修正して仕上げる

機械翻訳の「後」にひと手間を加えると、訳文の正確性を上げることができます。原文の情報が過不足なく訳されているかなどをチェックする編集作業を、「ポストエディット」と呼びます。
ただし、ポストエディットは、少々ハードルが高い作業です。機械翻訳のクセをよく理解した上で、原文と訳文を突き合わせてチェックする必要があるなどの、翻訳者に近いスキルが求められます。

まずはプリエディットを試してみよう

原文をプリエディットすることで、訳文の質はグッと良くなります。まずは、プリエディットを試してみましょう。特に英語へ翻訳をする場合は、プリエディットの対象は日本語の文章ですから、英語力に自信がない方でも取り組みやすいのです。

次回は、プリエディットのコツについて紹介します。

参考:自動翻訳大全(坂西 優/山田 優 共著)

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